nyansとは

nyansが目指す家づくり

 

猫との出会い

私が猫と暮らし始めたのは30年以上前のことです。
ある日、営業先へ伺ったところドアを開けるなり「この子を連れて帰って」と子猫を渡されました。訳を聞くと、飼っていた猫が子供を生んで、最後この子だけが引き取り手が無かったとの事。いきなりそんなこと言われても・・・。

当時、私はアパートで一人暮らし、当然ペット不可。そもそも猫がそれほど好きでは無かったので「無理!」と即答しましたが「それなら保健所に連れて行く」と。当時は保健所=殺処分という時代でしたので、このままでは目の前のこの子は殺される運命なのかと脳裏をよぎり、後先考えずに連れて帰る事になったのです。

営業先から自宅までは車で30分程。子猫を入れたダンボール箱を助手席に乗せて帰ったのですが、「ミーミー」と不安そうな声でずっと鳴いていたのを今でも鮮明におぼえています。その後、安易ですが、「ミーコ」と名付けました(笑)。ここから、私と猫の暮らしがスタートしました。
振り返ると、お客さまが「保健所に連れて行く」と言われたのは冗談だったと思いますが、今ではそのお客さまに感謝しています。この出会いがなければ、私と猫との暮らしがこんなに楽しく笑顔が絶えないものになるとは知る由も無かったからです。

 

猫との新しい暮らし方を考える

その後、オーダーメイド専門の家具製造会社に転職をしましたが、その会社は倒産し、最終的には私自ら同じオーダーメイド専門の家具製造会社を設立しました。
そこから、少しずつ猫と暮らす為の家具を研究し、2018年には工場内に猫家具専用のショールームを作りました。そこでは保護猫達にニャンコスタッフとして働いて?もらい、家具の使い心地や床材・壁材などの摩耗テスト等をしてもらっています。

猫は1年を通して何度かお気に入りの場所を変えていきます。また、ルーティンをもつ猫もいます。共通するのは地面より高い場所を好む事です。しかし、ジャンプ力が衰えた時の為に段差が解消できる、または最初から段差の少ないレイアウトを考える事も必要です。

猫の習性をよく理解した上で、猫に偏ったデザインや機能ではなく、猫と人がお互いにストレス無く共生できる、一生楽しく暮らせる家づくりを「nyans」は考えています。

愛玩動物から伴侶動物へ

昨今、犬や猫等の呼び方・捉え方が愛玩動物から伴侶動物と変化しています。
単に可愛がる対象から、人生を長く一緒に連れ添う家族のような存在へ。
「nyans」の家で愛猫(伴侶)と人生を長く連れ添い、そして愛猫が笑顔で虹の橋を渡るその日その時まで、一生いっしょに人生を全うできる事を願っています。

               


nyansプロデューサー 西村幸平

nyansはこんな人にお薦め!

           

迎え入れから看取りまで、猫と人が一生いっしょに暮らせるために必要な機能や設備をご提案致します。

様々な工夫やアイデアで可能な限り価格を抑えたご提案を致します。

アフターサービスを含め、末永くお付き合いをさせていただき共に猫との暮らしを考えて参ります。